
戦国時代、関東に覇を唱えた小田原北条氏の礎を築き関東の戦国の幕を開けた早雲こと伊勢盛時。
従来、謀略の限りを尽くして国を切り取った「伊勢の素浪人」とも「日本三大梟雄」の一人と言われて来たが、近年の研究ではそういった見方は覆されつつある。
地縁も血縁も無い地で彼はどうやって百年に亘る小田原北条氏の地盤を築けたのか、その生涯を追って行きます。

日時:4月25日(水)18:30~20:30
場所:トップ・ワークス
受講料:700円
定員:10名
問合せ先:トップ・ワークス
または 090‐9890‐9102(飯田まで)

講師紹介:かるの氏(岩崎敦史氏)
静岡県内で50回を越える歴史講座を開講。地域を知るという行為を通して、自らが周りを見つめる事で「情報」を掴み取る力を取り戻して行きたい。そして「役に立つ」というよりも「面白い」という行動原理で行きたい。一方的に知識を伝えるよりも、参加する人と一緒にお茶を片手に雑談するような気軽さで、自分が面白いと思った事を伝えられればというスタイルで行われています。
タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました、とのことです。
次回予定講座内容 5月23日(水)
平家一門 時代を切り開く一族
旧い体制がほころび新しい時代が人々に望まれた時、その礎を築いたのが平家の一門であった。しかし彼らの多くが新しい時代に関わる事無く、歴史の表舞台から去って行った。歴史の転換点に平家の人物が関わった点と、その一門の歴史を辿って行きます。