そのお宅の対応を弊社の社長がしたこともあり、自分は診に行かなかったのですが、工事部会議での様子で新たに弊社で塗装工事を行うことは知っていました。先日その現場の前を通りかかったので、自分が推測していた内容とあってるかどうか検証も含めて、現場を診てきました。
現場を診てみると雨漏りの原因は推測通り、塗装仕舞いの悪さでした。
いろんなところを見て廻ったのですが、いたるところで感じたのは塗装工事会社のレベルの低さです。
書き出したら止まらないので、わかりやすいところを3点ほど。
①屋根の塗料の色が変わっている。
最初、さすがにそれはないだろうと塗りむらかと思いましたが、よく見ると途中から類似色で塗っていました。屋根塗料を木製の破風板に塗っていた(その施工もかなり問題ですが・・・)ので、塗料が途中で無くなったのでしょうか。
②埃の上に屋根塗料が塗ってある。
埃をとると、塗料もとれ、塗装する前の下地が出てきます。ちゃんと高圧洗浄していない証拠です。将来的に塗膜の剥がれが懸念されます。
③埃を気にせずにテラス木部を塗っている。
パッと見てテラス木部は塗装しなかったように思いましたが、よく見ると塗膜が新しく驚きました。埃がついたものをいきなり塗装しているので、黒い埃と白のペンキが混ざって、ところどころシマ模様になっていました。
マスキングテープがつけっぱなしだったり、さび止めを塗っていなかったり、塗り残しがあったりともし弊社が施工していたならば、指摘項目があげきれず、再施工を行うレベルでした。本当に驚いた現場でした。
実際この工事を行った塗装業者さんに、お客様は何度もお電話しているそうですが、つながらないそうです。
ここで、気づいてほしいことがあります。もし、このお客様はこの雨漏りがなかったのなら、工事をしたばかりという安心感で、知らず知らずにお宅が傷んでいくのを気づけなかったということです。
外部塗装工事の怖さはここにあります。お宅の中にお邪魔する一般リフォームと違い、不満も少なく、完了確認もしっかりお客様が見ることはありません。しかし、施工の良し悪しがわかるのは、およそ3年以内です。この期間を過ぎるまでは本当に施工がよかったかどうかは分からないのです。
チェックをしっかり入れている弊社でも、施工にミスが起こらないとは限りません。簡単なように見えて実は成否の判断が難しい塗装工事だからこそ、弊社では、外壁塗装工事に関しては、弊社と塗装業者、塗料販売業者の三社連名で保証書をお出ししています。
外部塗装工事は金額だけで判断されないことをオススメします。ちゃんと施工条件や費用に見合った塗料が吟味されているか、施工方法はどうしているのか、保証体制はどうなっているかなど、いろんな部分を比較して、ぜひご検討いただければと思います。
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