設計究極セミナーに参加して

トップワークス

2011年11月30日 15:46

 こんにちは、設計の青木です。旧姓の「三浦」と言った方が、おわかりになるかも知れませんね。
 さて、3月11日の東日本大震災以来、パッシブデザイン住宅への関心が高まっていますが、先日、写真の本による “設計究極セミナー”が行われ、三島と静岡で受講してきました。講師は著者の野池政宏さん。野池さんは省エネ・エコ住宅に詳しく、「Forward to 1985 energy life」運動の提唱者でもあります。今回のセミナーは、パッシブデザインについての基礎編と、Q値・μ(ミュー)値計算法や、それらを使った暖冷房計画を習得する実践編から成っており、本とにらめっこではなかなか理解しがたい内容をわかりやすく講義していただきました。これからの時代、日本のため、お客様のためにパッシブデザイン住宅を設計していくことが大切であること、Q値・μ値計算は決して“数字オタク”になってすることではなく、この建物の仕様なら数値的にはこのくらい、と感覚的にわかるようにすることが大事であるとのお話でした。
今後の設計でぜひ皆様のお役に立ちたいと思った二日間でした。